診療内容
泌尿器科では,尿路(尿の流れる路)と男性生殖器に関係する臓器の病気を取り扱います。 具体的には,腎臓・尿管・膀胱・尿道・前立腺・精巣・陰茎・副腎などに発生する病気ですが,これらについて画像診断や臨床検査など最新の手段を用いた診断,および薬物治療などの内科的手段,手術などの外科的手段を駆使して治療にあたります。尿路性器に発生する悪性疾患(癌)が中心となりますが,排尿障害や尿失禁などの生活の質に関わる疾患も多く扱うのが特徴です。
特徴・特色
泌尿器科全領域に精通している日本泌尿器科学会認定専門医が診療を担当します。さらに「エビデンスに基づいた医療」を実践し,一同協力して安全で確実な診療を提供致します。ロボット支援手術,近年承認されたボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法や抗悪性腫瘍薬 など最新の治療方法を積極的に取り入れております。このように当科の特色として,良性から悪性疾患まで幅広い分野で最新の集学的治療を提供しています。
特に前立腺癌,排尿障害,婦人泌尿器科の各領域おける治療成績については国内外から高い評価を得ています。
一般社団法人 National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について
2018年4月から日本大学医学部附属 板橋病院泌尿器科は,一般社団法人 National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。この事業は,日本全国の手術・治療情報を登録し,集計・分析することで医療の質の向上に役立て,患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。この法人における事業を通じて,患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく,当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上,ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
診療体制
一般外来
一般外来は原則予約制で月曜から土曜までの午前中に行っています。また予約のない場合でも一般外来の受診は可能で,さらに夜間や休日も常勤医師による当直体制で診療を行っています。
専門外来は,予約制で指定日の午後に行っています。
入院に関しては,予定・緊急ともに担当医が十分に適応を判断して決定します。
診療実績
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- 手術件数
- 967件
- 腹腔鏡手術
- 71件
- ロボット支援手術
- 96件
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- 手術件数
- 924件
- 腹腔鏡手術
- 87件
- ロボット支援手術
- 83件
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- 手術件数
- 885件
- 腹腔鏡手術
- 114件
- ロボット支援手術
- 77件
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- 手術件数
- 865件
- 腹腔鏡手術
- 87件
- ロボット支援手術
- 73件
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- 手術件数
- 849件
- 腹腔鏡手術
- 96件
- ロボット支援手術
- 94件
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- 手術件数
- 832件
- 腹腔鏡手術
- 104件
- ロボット支援手術
- 61件
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- 手術件数
- 864件
- 腹腔鏡手術
- 106件
- ロボット支援手術
- 50件
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- 手術件数
- 848件
- 腹腔鏡手術
- 92件
- ロボット支援手術
- 42件