診療内容

臨床検査医学科は現在のところ他の科のように一般外来や病棟業務で,保険診療として患者さんを受け持つことはありませんが,当科に所属する医師は臨床検査技師と連携を取りながら検査業務を行っています。採血後の手の痛み・しびれを他診療科に紹介したり,他診療科での検査に関する質問に対してアドバイスをしています。

そして,2009年10月から新たに自費診療に特化した遺伝子関連検査,遺伝カウンセリング(遺伝相談),Q熱の検査,アミノインデックス®がんスクリーニング(AICS)検査などを受け付けています。
遺伝子関連検査においては特定非営利活動法人JCCLS日本臨床検査標準協議会の遺伝子関連検査検体品質管理マニュアルApproved Guideline(承認文書)に基づいて行われております。

2016年2月から先進医療のうち,RET遺伝子診断およびMEN1遺伝子診断をスタートしました。ぜひご利用ください。

特徴・特色

  • 臨床検査医学科の医師は臨床検査技師と協力しながら,臨床検査部のマネージメントをしています
  • 医師の診断,サインが必要な各種報告書の発行に関与しております
  • 正確なデータが出るように検査の精度管理に携わっています
  • 自費診療による遺伝子関連検査,Q熱の検査,アミノインデックス®がんスクリーニング(AICS)検査
  • 自費診療による遺伝カウンセリング

診療体制

  • 医師は日本大学医学部臨床検査医学分野の医師が担当しております
  • 主治医に報告すべき検査データがある時は,直接報告し迅速に対応が図れるようにしています

診療実績

  • 検体検査延べ件数
    6,275,501件
    細菌・染色体
    76,176件
    病理検査
    31,502件
    生理機能検査
    132,446件
    合計
    6,515,625件
  • 検体検査延べ件数
    6,252,435件
    細菌・染色体
    83,229件
    病理検査
    32,531件
    生理機能検査
    132,251件
    合計
    6,500,446件
  • 検体検査延べ件数
    6,133,574件
    細菌・染色体
    91,595件
    病理検査
    34,218件
    生理機能検査
    128,062件
    合計
    6,387,449件
  • 検体検査延べ件数
    5,963,854件
    細菌・染色体
    101,719件
    病理検査
    34,308件
    生理機能検査
    131,385件
    合計
    6,540,266件
  • 検体検査延べ件数
    5,666,349件
    細菌・染色体
    101,890件
    病理検査
    35,544件
    生理機能検査
    131,867件
    合計
    5,935,650件

実施可能な遺伝学的検査一覧

疾患分類 疾患名 Unigene名 その他の情報
内分泌・代謝疾患 CD36欠損症 CD36 -
Gitelman症候群 SLC12A3 -
Kallman症候群 KAL -
MEN1 MEN1 -
MEN2 RET -
家族性低カルシウム尿性高カルシウム血症 CaSR -
原発性シュウ酸尿症 AGXT -
甲状腺機能異常症 TSHR 甲状腺刺激ホルモン受容体
副腎白質ジストロフィー ABCD1 -
ファーマコゲノミクス関連 タモキシフェン感受性 CYP2D6 -
神経疾患 脊髄小脳失調症1型(SCA1) ATXN1 SCA1
脊髄小脳失調症2型(SCA2) ATXN2 SCA2
脊髄小脳失調症3型(SCA3) ATXN3 MJD1
脊髄小脳失調症6型(SCA6) CACNA1A CACNA1A
脊髄小脳失調症7型(SCA7) ATXN7 SCA7
脊髄小脳失調症(DRPLA) DRPLA CTG-B37
ハンチントン病 IT15 HTT
呼吸器疾患 α1—アンチトリプシン欠損症 SERPINA1 -
血液疾患 βサラセミア HBB ヘモグロビンβ鎖遺伝子
オスラー病 ACVRL1 -
ENG -
血栓性血小板減少性紫斑病 ADMTS13 -
循環器疾患 Brugada症候群,QT延長症候群 SCN5A -
眼科疾患 網膜色素線条 ABCC6 -
加齢黄斑変性症 ARMS2 ポリープ状脈絡膜血管症含む
骨・奇形症候群 基底細胞母班症候群 PTCH1 -
近位肢節短縮型点状軟骨異形成症 PEX7 -
乳腺疾患 家族性乳がん BRCA1
BRCA2
-

先進医療(MEN1遺伝子診断)

多発性内分泌腫瘍症1型(Multiple endocrine neoplasia: MEN type 1,エム・イー・エヌ ワン)すなわちMEN1が疑われる患者さん(原発性副甲状腺機能亢進症(pHPT)(多腺症でないものにあっては,40歳以下の患者に係るものに限る)
またはMEN1に係る内分泌腫瘍症(当該患者の家族に多発性内分泌腫瘍症1型(MEN1)に係る内分泌腫瘍を発症したものがある場合または多発性内分泌腫瘍症1型(MEN1)に係る内分泌腫瘍を複数発症している場合に限る)

発端者診断

費用
1名1回 59,330円

MEN1の疑われる患者(発端者)さんが対象となります。
遺伝カウンセリングを施行し患者さんの同意を得た上で採血を行い,末梢血白血球よりDNAを抽出します。
次に,MEN1遺伝子のエクソン2~10のすべてをPCR法を用いて一度に増幅し,塩基配列をDNAシーケンサーにより解析します。
変異が認められた場合,MEN1であることが確定します。

*DNAシーケンサー外観
DNAシーケンサー外観

保因者診断

費用
1名1回 38,610円

MEN1遺伝子変異が判明している家系の血縁者が対象となります。
発端者診断と同様の手順で遺伝子診断を行いますが,既知の変異部位のみのシーケンスを行います。
変異を認めた場合は,MEN1に関する各種検査を行い,治療適応のあるものに関しては早期治療が可能になります。
一方,MEN1遺伝子の変異が認められない血縁者に対しては,遺伝していないことが判明し,以後の臨床検査は不要となり,医療費の節約が可能となります。

お申し込み方法

まず病院1階の医療連携センターのスタッフに連絡を取り,遺伝カウンセリングの予約を取ってください。後日,臨床検査医学科の医師により遺伝カウンセリングを行います(1〜2時間を目安として実施,自費診療5,400円)。承諾書にサインをいただいた方から採血をします。遺伝カウンセリングをすることなしに本先進医療は実施できません。

外来診療受付時間
月〜金曜日 土曜日 日曜・祝日
紹介状あり 午前8:30
午後1:00
午前8:30
11:00
休診日
紹介状なし
再診
午前8:3011:00

10月4日,10月30日,年末年始(12月30日~1月4日)は休診

お電話でのご予約 03-3972-8197[直通]

紹介状持参初診患者さんの電話予約受付

外来診療受付時間
月〜金曜日 土曜日 日曜・祝日
紹介状あり 午前8:30
午後1:00
午前8:30
11:00
休診日
紹介状なし
再診
午前8:3011:00

10月4日,10月30日,年末年始(12月30日~1月4日)は休診

お電話でのご予約 03-3972-8197[直通]

紹介状持参初診患者さんの電話予約受付