敗血症
敗血症は感染に起因する臓器障害が起こった病態である。具体的には感染に加え,Sequential Organ Failure Assessment(SOFA)スコアで診断する。敗血症の中でも輸液に反応せずノルアドレナリンなどのカテコラミンを要する状態を敗血症性ショックと言い,28日死亡率は30-40%とかなり高い。
治療は酸素投与や循環障害に対する輸液やカテコラミン投与,細菌性感染ならば抗菌薬治療,感染巣コントロールが重要である。状況により人工呼吸器,人工透析,人工心肺装置など各種人工臓器を使用する。
詳細は日本版敗血症診療ガイドライン参照。