有棘細胞癌 ゆうきょくさいぼうがん

1)特徴

  • 原因は元となる前癌病変(日光角化症,Bowen病という皮膚の表面にとどまっている悪性の病変や,化膿性汗腺炎など慢性的に炎症を繰り返す疾患など)の他,紫外線やヒ素(長年の井戸水摂取など),放射線,古い火傷の痕などが原因となることもあります。
  • 所属リンパ節(顔に有棘細胞癌がある場合は耳の周囲や首のリンパ節)に転移しやすく,さらに進行すると肺など遠くの臓器に転移することもあります。

2)症状

 痛みなどの自覚症状はありません。洗顔や髭剃りで軽く擦っただけで出血し,かさぶたを作ることがあります。腫瘍が大きくなると表面に細菌が増殖して特有の臭いを放つことがあります。

3)診断

  • 皮膚生検(病理検査)
    有棘細胞癌を疑った場合,局所麻酔下に腫瘍の一部分を採取して病理検査にて確定診断します。
  • 画像検査

 リンパ節や他臓器への転移の有無の確認のため,超音波検査,CT,MRI検査を必要に応じて行います。

4)ステージ分類

  • T:深達度因子(癌の大きさ,深さ)
  • N:リンパ節因子(リンパ節転移の有無)
  • M:転移因子(他臓器転移の有無)

5)治療

  • 外科的治療(手術)
    手術が第一選択の治療となります。腫瘍から6~10 mmの距離をとって切除します。
  • 放射線治療,化学療法

 手術で取り切れないような場合や,何らかの理由で手術が困難な場合は上記治療を選択することがあります。また,リンパ節や他の臓器への転移がある場合も行うことがあります。

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