膵嚢胞性腫瘍 すいのうほうせいしゅよう

膵嚢胞性腫瘍とは

内部に液体の溜まった袋状の腫瘍(嚢胞)が膵臓に発生したもので,代表的なものとして,膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN),粘液性嚢胞腫瘍(MCN),漿液性嚢胞腫瘍(SCN)が挙げられます。なかでもIPMNは最も発生頻度が高く,ここではIPMNについて説明します。

IPMN

症状は特になく,近年では健康診断や人間ドック,他の病気で施行した腹部超音波,CT,MRI等の画像検査で見つかることが多くなっています。主膵管型,分枝型,混合型の3つに分類されます。CT,MRI検査,超音波内視鏡(EUS)を行い診断します。この中で,超音波内視鏡は膵嚢胞性腫瘍や膵臓癌の診断能力も非常に高いとされています。悪性所見がない場合でも悪性変化を起こす場合(IPMN由来浸潤癌)や,膵臓の別の部分に癌が発生する場合(IPMN併存膵癌)があり,CTやMRI,超音波内視鏡(EUS)での経過観察が必要となります。

治療

検査の結果や経過観察中に悪性が疑われた場合,基本的に外科手術となります。近年では病変の場所や進行度合いによっては腹腔鏡下手術が可能となっています。

当科ならではの膵嚢胞性腫瘍診療

当科では,小さな病変の検出に優れた超音波内視鏡検査を中心に膵嚢胞性腫瘍の診断を行なっています。悪性が考えられる場合は,消化器外科と緊密に連携し,手術療法や抗がん剤治療を行なっています。

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