伝染性紅斑(りんご病) でんせんせいこうはん(りんごびょう)

病因

伝染性紅斑はりんご病とも呼ばれており、パルボウイルスB19と呼ばれるウイルスの感染により起こります。

パルボウイルスB19は、一般的に感染者の咳やつばなどと一緒にウイルスが放出され、ほかの人がそのウイルスを鼻や口から吸いこんで感染する「飛沫感染」により伝播していきます。5~10日ほどの潜伏期間を経て発症します。

症状

ウイルスに感染すると初期には咳や鼻汁といった風邪のような症状がみられることがあります。その時には発熱がみられることもあります。この時期にパルボウイルスB19による感染症と判別することは困難です。

感冒症状がみられて数日したのちに、特徴的な皮疹が出現します。両側の頬部に、境界明瞭な赤くたたかれた後のような皮疹がみられます。その後腕や足を中心にレース様紅斑と呼ばれる、真ん中が抜けたような淡い赤い皮疹が出現します。これらの皮疹は時にかゆみを伴うことがあります。皮疹は7日前後で消退することが多いですが、時には数週間続くこともあります。また日光に当たると皮疹が濃くなることがあります。

パルボウイルスB19による感染症は、初期の感冒症状を呈しているときに感染力が強いとされており、皮疹が出現したころには感染力はありません。

基本的には予後は良好な疾患ですが、先天的な溶血性貧血(遺伝性球状赤血球症など)の背景疾患があると急激に貧血が進行したり、汎血球減少と呼ばれる白血球と血小板を含めた血球の減少がみられたりすることがあります。

また妊婦さんが感染すると、そのお子様に胎児水腫と呼ばれる全身のむくみがみられたり、流産を起こしたりすることもあります。

検査

検査は特になく、特徴的な皮疹から診断されます。

治療

特異的な治療はありません。

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