急性副鼻腔炎 きゅうせいふくびくうえん

病因

頭蓋骨には副鼻腔といわれる空洞が左右合わせて4つずつ、合計8か所あります。上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞と呼ばれており、いずれも鼻腔と細い管でつながっています。副鼻腔炎は、この副鼻腔を覆っている粘膜に細菌やウイルスなどの感染がおこり炎症を起こす病気です。最も炎症を起こしやすいのは上顎洞ですが、副鼻腔炎の多くは同時に複数の副鼻腔に炎症を起こします。

症状が4週間以内のものを「急性副鼻腔炎」、症状が3か月以上続くものを「慢性副鼻腔炎」と呼びます。急性副鼻腔炎の大半は風邪をひいた際に、細菌・ウイルスが副鼻腔の粘膜まで感染することで起こります。感染症以外には、アレルギー性鼻炎によって粘膜がむくんだりポリープができたりすることにより起こることもあります。

小児の場合、副鼻腔が十分に発達していないため、小さい子が副鼻腔炎を起こすことは多くありません。

症状

副鼻腔炎では鼻汁が多く出たり、鼻が詰まってしまう鼻閉がみられたりします。鼻汁が多いと、鼻汁がのどの奥に流れていく後鼻漏がみられたりします。また鼻閉が起こることにより、嗅覚障害がみられることもあります。炎症を起こしている副鼻腔の場所によっては、おでこや頬部の圧痛や叩打痛がみられることもあります。

咳や発熱などの症状がみられることもありますが、急性副鼻腔炎の場合には急性上気道炎も同時に起こっていることが多いため、どちらの症状かを判別することは困難です。

検査

副鼻腔炎では特異的な検査を行うことは少ないです。頭部のレントゲンを行い、副鼻腔炎に膿が貯留していないかを見ることもあります。小児においては被爆の観点から、副鼻腔炎の診断のみの目的で頭部CT検査を行うことはまれです。

同時に見られる上気道炎の原因検索として、迅速検査を行うことがあります。また症状が長いときには、補助的診断を目的に血液検査を行うことがあります。

治療

抗菌薬を使用しなくても半数以上が軽快するといわれており、基本は対症療法を行います。39度以上の熱があり、かつ黄色い鼻汁が3日以上続くような重症例や、10日間全く症状の改善がないような症例では、細菌感染による副鼻腔炎を考え、抗菌薬の治療を追加することがあります。ただ、こどもの風邪自体が平均2-3週間ほど咳や鼻汁の症状が続くとされており、本人の症状や診察所見などから判断することが多いです。

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