原発性肝癌 げんぱつせいかんがん

肝臓の細胞ががん化した原発性肝がんの治療は外科切除・ラジオ波焼灼療法の他に肝動脈化学塞栓療法や分子標的薬治療などがあります。

肝細胞がん治療の特徴は肝癌の数、大きさ、脈管侵襲(門脈、肝静脈等)の有無や肝予備能(肝障害の有無)・程度およびその他の因子(年齢など)によって選択する治療法が変わることです。

肝臓の手術について がんの所在・大きさ・個数の3要素が重要です。

手術不能な症例でも経肝動脈化学塞栓療法(TACE)などの治療を組み合わせることにより、積極的に治療を行っています。

肝動脈化学塞栓療法について

適応

一般に手術ができない肝癌に対する治療の代表的なもののひとつです。いちがいに肝癌といっても、数や大きさ、場所等についてさまざまなことが想定できます。治療方法は肝癌の数、大きさ、脈管侵襲(門脈、肝静脈等)の有無で決定されることが普通です。

脈管侵襲がある。腫瘍数が4個以上。腫瘍数が1~3個でかつ3cm超であるものは塞栓療法の適応となります。

しかし上記の条件以外でも全身状態が悪く手術できないものや手術を希望しない例において肝動脈化学塞栓療法は可能なことがおおいです。

方法

肝臓は一般の臓器と異なり、動脈血と門脈血の2系統が流入しています。しかし肝癌はほとんどが動脈血のみの栄養(流入)を受けています。このことを利用して肝癌に流入する動脈のみを塞栓し肝癌の死滅をはかるものです。

当科での具体的な手順を簡単に説明します。①右鼠頚部より局所麻酔下にてカテーテル(細い管:約2mm)を肝臓付近まで挿入。

②カテーテルで肝動脈につながる動脈を引っ掛けて造影。③肝癌に流入する動脈にさらに細いカテーテル(マイクロカテーテル:約1mm)を挿入し少量の抗癌剤とリピオドール(油性造影剤)をゆっくり注入しその後塞栓物質を注入し終了。

治療後は肝機能障害、発熱、腹痛、悪心等の副作用がでることが多いが数日で改善することがほとんどです。副作用が改善し食事ができれば退院可能となります。おおよその目安は治療後1週間です。

退院約1ヵ月後外来にてCT画像、採血検査等で治療の効果を調べます。この治療は効果の程度により数回必要になることがほとんどです。外来で経過観察し必要があれば繰り返し治療します。

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