【先天性サイトメガロウイルス感染児の『遅発性難聴』に対する抗ウイルス薬の医師主導治験を開始しました。】
小児科・新生児科
2025年3月1日より、日本大学医学部小児科 森岡一朗教授ら研究グループによる、先天性サイトメガロウイルス感染児の『遅発性難聴』に対する抗ウイルス薬の医師主導治験が始まりました。
神戸大学医学部附属病院臨床研究推進センターを治験調整事務局とし、当院は治験実施施設に登録しています。
出生時は無症候性で生後21日以後に遅発性難聴を呈した先天性サイトメガロウイルス感染児、または出生時に症候性であっても聴覚障害を認めておらず、その後に遅発性難聴を呈した先天性CMV感染児で、
満4歳未満が対象になります。
本治験は、日本医療研究開発機構(AMED)「成育疾患克服等総合研究事業BIRTHDAY」の支援を受けています。