不整脈(心房細動)の新しい治療法である「パルスフィールドアブレーション」を導入しました
病院から / 循環器内科
当院では,不整脈(心房細動)の新しい治療法であるパルスフィールドアブレーションを開始いた
しました。
この治療法は従来のアブレーション治療と比べて合併症のリスクが軽減され,より安全とされています。
もちろん従来のアブレーション治療と比較して,効果に遜色はございません。
当院の特徴はこのパルスフィールドアブレーションで使用する治療器具(カテーテル:VARIPULSE,
FARAPULSE)を複数準備し,医師が選択できることにあります。
これにより,患者さんに合わせた適切な治療が可能となっております。
脈拍の乱れや息切れでお悩みの方,ぜひ当院循環器内科にご相談ください。(当院では,受診の待ち
時間を短縮するために,事前予約を行っております。受診を希望される方は紹介状をご準備のうえ,
03-3972-8197までご予約ください。)
☆担当医師:循環器内科部長 奥村恭男
※奥村医師は,オーストラリアのシドニーで開催されたアジア太平洋不整脈学会で,本治療法に
ついての講演を行いました。
また,令和6年10月に開催された日本不整脈心電学会「カテーテルアブレーション関連秋季大会
2024」で,全国から集まったアブレーション治療医に向けて本治療のライブデモンストレーションを
行っております。
☆不整脈について,以下の記事でも詳しく紹介しておりますので,ご覧ください。
脈を触れて異変をキャッチ! 危険な不整脈の初期サインを見逃すな
(板橋経済新聞 2024.10.1掲載)