腫瘍センター長からのごあいさつ

「わたしたちは抗がん剤治療のエキスパートです」

日大板橋病院腫瘍センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。私は2001年に日大板橋病院に入職し内科総合研修を受け,特に血液内科,心療内科,呼吸器内科,膠原病内科等を幅広く学び,がんの診療においては臓器横断的な診療知識と全人的ケアが欠かせないことを痛感しました。しかし欧米では全ての抗がん剤を使いこなすことのできる抗がん剤治療のエキスパート,すなわち腫瘍内科医が一般的であるにもかかわらず臓器別診療が主流の当時の日本ではそのような技術をトレーニングできる施設はほとんどありませんでした。そこで私は各領域の諸先輩からあらゆる化学療法を学び,2010年に当院初のがん薬物療法専門医を取得し,2013年に腫瘍センター長に就任しました。以来わたしたちは多くの抗がん剤治療専門スタッフを育成し,全国でも有数の人員と規模を誇る通院化学療法センターへと発展することができました。

腫瘍センターは単に抗がん剤治療を行うだけのスペースではなく,治療レジメンを適切に選択・実施し効果的な副作用対策のチェックやサポートを行うための,日大板橋病院における抗がん剤治療の総司令部です。また腫瘍センターでは抗がん剤治療に精通した看護師,薬剤師,医師が,がん治療にかかわる患者さんの悩みに常時お答えしています。がんの症状や副作用についてだけでなく,日常生活やお仕事,またはお食事内容などに関する疑問や不安ついても遠慮なくお声がけください。わたしたちはこれからも「抗がん剤治療に関するありとあらゆる苦痛はすべて対応可能である」をモットーに,スタッフ一同力を合わせて患者さんに最善のがん治療をお届けして参ります。

センター長
三浦 勝浩(みうら かつひろ)
センター長
三浦 勝浩 (みうら かつひろ)

腫瘍センターの実績

年度別実施件数

腫瘍センターの特徴

がん薬物療法を受ける患者さんに外来での通院治療を安全に実施するために医師,薬剤師,看護師,栄養士等が連携をとっております。さらに,当腫瘍センターでは 【薬剤師外来】【看護師外来】を行っています。また,治療に伴う有害事象や原疾患による代謝異常により栄養障害を伴うことが多くあります。栄養管理は治療の継続性や高いQOLを維持するために重要となります。当腫瘍センターでは,管理栄養士によるサポートも随時受けられるように対応しております。その他,疑問点があればいつでも相談していただける体制を整えています。

薬剤師外来(曜日担当制)

がん専門・認定薬剤師が治療のスケジュール,副作用及びその対策について説明を行っています。また,必要に合わせて診察までの時間を利用して診察前面談を行っています。面談内容に合わせて,最適な支持療法の選択から日常生活における疑問に至るまで幅広くサポートをしています。

看護師外来

がん化学療法看護認定看護師等による,治療前のオリエンテーションを行っています。また,診療上の疑問,生活上の悩み等,がん化学療法看護認定看護師が診療上の疑問,生活上の悩み等,副作用による不安を軽減するための相談を行っています。

病室内写真
<面談室>
診療手順

相談窓口

治療に関する疑問や副作用について,生活における悩み等のご相談を受け付けております。さらに当院は,24時間体制で電話相談や外来受診に関してご対応させていただいております。緊急性が高い場合には,入院できる体制も整えております。

連絡先

03-3972-8111(代表)

オペレーターに内線番号をお伝えください

内線番号
腫瘍センター:3084
薬剤師外来:8814
看護師外来:7193
ご利用時間
平日:
土曜:

休日・夜間については救急室にて対応しております。

保険医療機関および保険薬局との連携

通院治療にあたり,他保険医療機関および保険薬局とのシームレスな連携を行うため, 治療された患者さんにレジメン名,投与量,副作用発現状況が記載された化学療法情報提供書を発行しております。

保険医療機関および保険薬局から当腫瘍センターで治療されている患者さんに関するご相談および情報提供は,下記へご連絡ください。なお,化学療法情報提供書での情報提供の際は薬剤部(医薬品情報室)へご返書下さい。

薬薬連携推進の一環として平成29年度より近隣薬局様と協働による研修会を実施しております。

用紙画像

連絡先

03-3972-8111(代表)

オペレーターにPHS番号をお伝えください

腫瘍センター薬剤部内線番号
PHS:8378
(平日:午前8:30~午後4:30,土曜:午前9:00~午後2:30)
薬剤師外来専用内線番号
PHS:8814
(平日:午前8:30~午後4:30,土曜:午前8:30~午後2:00)

がん領域に関わる資格取得者

医師

認定団体・学会 名称 取得者
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医
  • 三浦 勝浩
  • 髙橋 宏通
  • 中川 優

薬剤師

認定団体・学会 名称 取得者
日本医療薬学会 がん指導薬剤師 葉山 達也
がん専門薬剤師
  • 葉山 達也
  • 坪井 伸也
  • 内池 明博
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師
  • 葉山 達也
  • 上島 健太郎
  • 坪井 伸也
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師
  • 内池 明博
  • 山内 貴史
  • 鷲巣 晋作
  • 田村 めい
外来がん治療認定薬剤師 長木 弓子
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師
  • 上島 健太郎
  • 関本 明子
  • 坂田 和佳子

看護師

認定団体・学会 名称 取得者
日本看護協会 がん化学療法看護認定看護師
  • 小林 公子
  • 大澤 みのり

腫瘍センター業績

論文

2023年

  • Akihiro Uchiike, Haruka Kono, Katsuhiro Miura*, Tatsuya Hayama, Daisuke Tsutsumi, Shinya Tsuboi, Susumu Ohtsuka, Shinji Hidaka. Olanzapine treatment effectively relieves breakthrough chemotherapy-induced nausea and vomiting: A real-world experience. J Pharm Health Care Sci. 2023 Aug 1;9(1):24.
  • Shinya Tsuboi, Tatsuya Hayama, Katsuhiro Miura*, Akihiro Uchiike, Daisuke Tsutsumi, Takashi Yamauchi, Yoshihiro Hatta, Susumu Ootsuka. Higher incidence of pegfilgrastim-induced bone pain in younger patients receiving myelosuppressive chemotherapy: a real-world experience. J Pharm Health Care Sci. 2023 Jan 10;9(1):2.

2021年

  • Daisuke Tsutsumi, Tatsuya Hayama, Katsuhiro Miura*, Akihiro Uchiike, Shinya Tsuboi, Susumu Otsuka, Yoshihiro Hatta, Yukinaga Kishikawa. A novel rituximab administration protocol to minimize infusion-related adverse reactions in patients with B-cell lymphoma. Int J Clin Pharm. 2022 Apr;44(2):366-373.

2018年

  • Tatsuya Hayama, Kenichi Sakurai, Katsuhiro Miura*, Shinsaku Washinosu, Shinya Tsuboi, Akihiro Uchiike, Yoshikazu Yoshida, Masami Takei. Optimal timing for pegfilgrastim administration in Japanese breast cancer patients receiving intermediate-risk chemotherapies. Int J Clin Pharm. 2018 Oct;40(5):997-1000.

2017年

  • Tatsuya Hayama, Katsuhiro Miura*, Akihiro Uchiike, Masaru Nakagawa, Daisuke Tsutsumi, Masashi Sakagami, Yoshikazu Yoshida, Masami Takei. A clinical prediction model for infusion-related reactions to rituximab in patients with B cell lymphomas. Int J Clin Pharm. 2017 Apr;39(2):380-385.

執筆(総説,著書など)

三浦

  • EBM血液疾患の治療「高齢者びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫の治療方針」, 中外医学社
  • 悪性リンパ腫治療マニュアル(第5版)「高齢者の悪性リンパ腫」, 南江堂
  • 腫瘍内科「がん薬物療法専門医のための模擬テスト150」30(4): 450; 2022
  • キャッスルマン病, TAFRO症候群「TAFRO症候群の診断」, フジメディカル出版
ほか

葉山

  • がん薬物療法の引き出し (第2版) 「悪性リンパ腫」「白血病」, 医学書院.
  • がん薬物療法副作用管理マニュアル (第3版) 「悪心・嘔吐」, 医学書院.
  • 臨床腫瘍薬学 (第2版) 「非ホジキンリンパ腫」, じほう.
  • がん化学療法レジメン管理マニュアル (第4版) 「カバジタキセル」, 医学書院.
  • がん薬物療法副作用管理マニュアル (第2版) 「下痢」, 医学書院.
  • 薬剤師が実践すべき副作用へのロジカル・アプローチ「血圧異常」, 南江堂.
  • がん薬物療法の引き出し「悪性リンパ腫」, 医学書院.
  • 整理して理解する「マルチキナーゼ阻害薬」, じほう.
ほか

内池

  • 臨床腫瘍薬学 (第1版) 「抗CCR4抗体薬」「その他」, じほう.

鷲巣

  • 2ページで理解する 標準薬物治療ファイル (第4版) 「腎細胞がん」, 南山堂.

代表的なレジメン一覧

当院では,皆様の治療内容の妥当性を評価する「化学療法レジメン委員会」を開催しております。本委員会は医師および多職種で構成され月1回開催しており,皆様に良質で高度な医療を提供するため行っております。

外来での治療の流れ

  1. STEP1. 来院

    再来機で受付をしてください。診療前に血液検査がある場合には予約時間の60分前にご来院ください。

  2. STEP2. 採血・再尿検査受付(地下1階)

    受付後,点滴治療を受けるためのリクライニングチェアが空き次第ご案内いたします。通常,お席にご案内するまでに約30分程度となっています。混雑しているときは,それ以上お待たせすることがあります。また,患者さんの治療の種類によって,薬剤の準備にかかるお時間が異なり,順番が前後する場合がありますので,予めご了承ください。

  3. STEP3. 各診療科受付

    検査が終わりましたら受付窓口で到着を確認します。

  4. STEP4. バイタルサイン測定(各診療科外来)

    診察前に血圧・脈拍・体温・酸素飽和度の測定をします。

  5. STEP5. 診察(各診療科外来)

    予約などのスケジュールや処方箋については診療前にご確認ください。

  6. STEP6. 治療

    • 治療前に服用する薬の指示がある場合は治療当日にご持参ください。
    • 治療中に水分が取れるよう飲み物などをご持参ください。
    • 副作用のご相談や心理的不安などについて看護師,薬剤師によるサポートをおこなっています。ご希望の場合は,お気軽にお声がけください。
  7. STEP7. 終了後

    ご不明なことがありましたらご連絡ください。
    日本大学医学部附属板橋病院 03-3972-8111(代表) おかかりの科まで

外来での治療の流れ

点滴治療が始まると,点滴の針の刺入部に異常がないかを定期的に確認します。
気分がわるい時,点滴の針のところが痛い時等,すぐにお知らせください。

リクライニングチェア

腫瘍センターの様子

待合室
治療室
ウィッグコーナー
面談室
外来診療受付時間
月〜金曜日 土曜日 日曜・祝日
紹介状あり

休診日
紹介状なし
再診

8月31日・10月5日・年末年始(12月30日~1月3日)・1月11日は休診

お電話でのお問い合わせ 0570-01-8111[ナビダイヤル]

お問い合わせ対応の品質向上のため、全ての外線電話を自動録音させていただきます。ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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