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胃がん

胃がん 消化器内科

治療法

リンパ節転移のない粘膜内にとどまる早期胃癌は,お腹を切らずに内視鏡で治療する時代になっています。胃癌治療ガイドラインでは「潰瘍のない,あるいは3cm以下で潰瘍を有する分化型粘膜内がん」が内視鏡治療の絶対適応病変です。

当科では色素内視鏡,画像強調・拡大内視鏡(病変の微小血管を観察し,癌の診断や範囲診断を行う)や超音波内視鏡(癌が粘膜内にとどまるか,それより深いかの癌の深さを診断する)を用いて,早期胃癌の診断を行い,治療方針を決定しています。これらの検査によりガイドライン適応病変と診断された場合,内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)による治療を行っています。

ESDで早期胃癌が完治したかどうかは切除した病変の組織を詳細に調べて判断します。また,内視鏡治療の適応外と治療前に診断された場合やESD切除病変の組織診断で完治にならないと判断された場合は,手術療法や化学療法の適応となるため,消化器外科と連携・紹介を行っております。

内視鏡で診断された早期胃癌
ESDにより完全切除された

対応可能なスタッフ

中島 典子

春田 明子

岩本 真帆

酒井 康行

田村 めぐみ

岩男 彩

山川 俊

消化器・肝臓内科スタッフ別ウィンドウ

診療実績

診療内容 2018年
上部下部消化管ESD 106件
下部消化管EMR 278件

受診方法

  • 患者支援センターにご連絡いただき,予約時間に診療情報提供書を持参してご来院ください。
  • 月曜日~土曜日の午前8時30分~11時に診療情報提供書を持参して,ご来院ください。予約ではないため,診察までお時間をいただく場合がございます。

関連サイト

日本大学医学部附属板橋病院 消化器・肝臓内科別ウィンドウ

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